免許を取るのに1年半かかったくせに、免許を取って一ヶ月というのに事あるごとに車を運転している僕ですが、
今日もまた、母親が旅行中なのでそれをいいことに車を借りて、横浜まで行ってきました。
本来、ドライブといったら、車体という移動する密室でラブラブときめき展開をするラブワゴンのように、異性と出かけるのが常套なものですが、そこはまあ残念ながら、ヒゲの男友達(1人)と行きました。
うほ!だね、うほ!
 
ヒゲの家がある埼玉と東京の境目あたりまで迎えに行き、その後、横浜へ。
 
 
なんともはや、地図の重要性に気がつかされた休日でした。
 
地図なんて持っていかなかったので、そりゃあ迷った迷った。
まず、迎えに行くヒゲの家までルートが不明で、適当に曲がったりしていて大泉学園町を彷徨いました。
いつか大泉さんが「僕の土地だから」と嘯いていたのを思い出し、「すげーよ大泉さん、大泉学園町は、意外と広いよっ!迷ってるよっ!」と、1人でぶつぶつメッセージを送っていました。「大麦畑でつかまえて」というドラマの主演らしいですね、もう、洋ちゃん大人気だな〜
本日都内は、突然大雨になったり不機嫌な天気でした。
ふきげんふきげん。
だって道がわかんねぇんだもん。
環八に乗りたかったのに、気がついたら青梅街道を疾走してるし、吉祥寺とか、駅前がすごく混雑しているし、それに都内だと車線が狭いからいろいろヒヤヒヤすることが多く、素人の僕にとってはえらく修行になりましたが、何よりどうでもいいことに、無闇やたら高級車が多く走っていることに憤慨しました。
 
土地のない都内で自家用車を持てるやつは、駐車場完備の家を持っている上流階級なのか?分裂にっぽん?
びーえむとかべんちゅとかあるふぁとか多すぎんだよっ!
スバルの軽トラなんて一台も走っていないじゃないかっ!!
(僕車は老兵パジェロミニ
 
文字通り紆余曲折して青梅街道から環八へ出て、国道一号線に乗って一路横浜へ。
 
「ミスター!あなたの犬はただいま6号線に乗りましたよぉ〜!!」
 
と叫んでみたものの、ヒゲの友達が「どうでしょう」を知るはずもなく、そのうえ僕が台詞を噛んだ。
実にかっこわるい。
 
デジカメを母親に貸しているので写真が取れなかったのが残念だったけれど、著名な赤レンガ倉庫、みなとみらい、停泊中の飛鳥2世などを車道から眺め、中華街へ。
よくわかんないから車で中華街を突っ切って、観光客から大ブーイングを受けてみました。
中華街の中って通っていいのかな?
金を使いたくなかったけど、背に腹はかえられない上に、朝からほとんど食べていない僕とヒゲにとっても、駐車料金を空腹にはかえられないわけで、1時間700円の立体駐車場に突撃(ここに停まっている車も高級車が多い、みんな死んでしまえばいいんだ)
中華街の門に興奮しつつ、ぶらぶら闊歩するものの、正直これといって面白そうなものもなく、とりあえず最優先目的であった「肉まんを食べよう」ということを実行。そもそも「肉まん食いてぇな」から発生したイベントでした。
ところがその目的である肉まんが、それはまあ、京都の八橋、国際展示場の同人誌よろしく、どの店でも売っているためにどこで買えばいいのか選考基準もわからずに中華街を一周してしまい、結局、「でぶや」が大食いイベントかなんかで使用して、ギャル曽根が「50個食った」とプロモーションされていた肉まんやさんで豚まんを購入。
最終的にテレビ番組で紹介されているという知名度?によって商品を買ってしまったのが少し悔しい。
メディアに踊らされているな、俺…
でも、おいしかった、大きかったし。
きょぬう、きょぬう。
「はふはふ」とほお張りながら歩いていると、他の店で「今日だけ!フカヒレまん半額200円!」と、ドギツイお姉さんがやたらアピールしていることが目に留まり、最初に買った豚まんが半分以上残っているのにもかかわらず、とりあえずフカヒレまんも確保。
早く食べないと両方とも冷えてしまうためにスピードアップ、ギアセカンド。
熱いんだこれが。
それに、フカヒレまんがまずいんだあんまりうまくないんだ。
フカヒレまん失策。
両方とも食べきったくらいで、「世界一の肉まん」なる大々的なキャッチーを振りまいているお店が目に入り、フカヒレまんがおいしくなかったから「口直しに肉まんを食おう」ということになり(僕もヒゲもかなり嫌々)1人ひとつ購入。
1個90円で一口サイズという良心設定で(よく考えればコンビニのほうがぜんぜん安い)ぱくぱくと二口で食べました。
中身が確かに工夫されている味だったけれど、一回目に食った「でぶやの豚まん」のほうがジューシーで全然おいしかったなぁ〜
ずいぶん安くなっちまったなぁ、世界。(CV.杉田智和
 
中華街のほかにも、秋に新アニメが放映されるkanonの商店街のモデルになった元町商店街にも行ってみたかったのだけれど、デジカメもないし地図もない。あわせて連れ添いが一般人。という三重苦なために断念。帰ってから確認したら、かなり近くにあったのね。
 
 
帰宅。
無論、地図なし。
 
なんだかよくわかんないまま国道1号を走っていて、気がついたらやたら高速っぽい自動車道路に突入。(横浜横須賀道路?)
明らかに東京に対して逆送してたのですぐに脱出したものの、みなとみらい周辺よりも南へ行ってしまい、無駄にガソリンを消費することに。
それに眠くなってきて、ボーっとしながら「とりあえず横浜駅を見ようぜ〜!」とかいうノリで駅周辺へ向かい、調子に乗った挙句そごう地下駐車場に入りそうになり、Uターンをかましたら、ちょうどそこは「アニメイト横浜店」…
ヒゲが「お前の好きな店じゃん」と軽くジャブを打ってきてクリーンヒットし、かなり動揺。やはり僕がいないところでサークルではオタクだとばれているのだろうか…不安でならない……
あまりの動揺のために、会話のきり方が不自然になってしまったのが悔やまれる。つーか不自然だったかな、やばいやばい。
 
 
国道1号線をぐーんと都内へ向けて走っているのに、環八への合流の看板が見えず、しばらくして気がつくと、明らかに行きに通っていない領域に突入。
やべぇ、帰れるか?
逆にテンションが上がった僕は、「まっすぐ突っ込むぜ〜!!」と吶喊し、無駄に直進。
 
 
 
 
気がつくと首都高。
 
 
 
!!!!!!!!!!!!!!!
 
あれ!!!!
 
うそ?
 
逆走もできず、初高速が首都高に。
 
ううう、こわいよう、合流でトラックとぶつかりそうになったよう(リアルに)
 
しまいには出口も北池袋と間違えて東池袋でおりちゃったよう(アニメイト本店付近、危機感増大。話題にするか葛藤)
 
でも、そのまま国道254に乗れたから、後はらくちんでした。(嘘)
ヒゲを家まで送っていって(大泉学園町でマジに迷った。渋滞してるし。)ガソリンを給油して帰宅。
 
 
おお、実に運転時間が約11時間ではないですか。
睡眠時間より多く運転しているなんて、もしかして僕は車を運転するために生まれてきたのかもしれない。
ふふふ、豆腐屋にでもなろうかな
 
 
肉まん3個600円
駐車料金1700円
 
友達との思い出 PRICELESS
 
 
ガソリン代3000円
 
 
……財布がお亡くなりになりました。