へへへ、ピカピカだぜぇ

くるくるくるくるとどこまでも続く気がする
生ぬるいモラトリアムの中から抜け出すことにも
結構カロリーを使うのね、
と、そんな四月の暖かい土曜日。
最近予定もまっさらになったので
本でも読んで過ごそうかなと昨日
左のダンボール上に放置されていた
サルでもわかる相対性理論」を読んでみました。
すごく難しいところをするりとかわされた気がするけれど
相対性理論についてとっつきやすい本でした。
特異点やシュバルツシュルト半径だのの意味が
wikiよりわかりやすかったのが良かったです。
机に座っていながら空の彼方のことを解明できるなんて人間ってすごいんだなぁ…
世界をみる方法って日ごろ気にしないけどとても大切で、
それらを知っているか否かで世界の捉え方がまったく異なることが
人が学問や何かを追及する飽くなき欲求の根源に繋がっている気がします。
ん〜勉強は大切だね。
アインシュタインの宇宙とニュートンの宇宙が異なるように、
久しぶりにアクセスしてみた高校時代の旧友のブログの内容ががものすごく濃い気がするのはきっと、
一般大学生と京大生の違いというより僕と彼とでみている世界が違うというか、
彼が立脚している舞台が僕と違うものによって裏づけられているのだろうなとそんな気がしました。
知らないことを知っている。
それだけの違いで見えるものって全然違うんだねぇ。
学歴社会とか大学ランキングだとかって就活していると嫌でも耳に入ってきますが
学歴ってその人の知識と認識の底辺がどの辺りにあるのかという一つの基準になるものだとから
人を見る基準となるのは仕方がないし必要でもあると思うと同時に、実際その差異を感じます。
知ることは大切、知っていることが必要。
もっとガキの頃からそういうことに気が付ければよかったと思うけれど、
まだまだこれからでも遅くはないだろうから何事も貪欲に生きていこ〜う。
そんなことを考えながら今日は天気がいいので布団を干して、
この間買ってきた「フクピカ」で原付の水アカを掃除しました。
「プラスチック面には使用しないでください」との注意書きを無視して磨きだすと
ほんとに汚れが落ちる落ちる。うは、CMみたいだ。
安いから実は表面に傷をつけまくっているのだろうけど小さいことは気にせずに磨きまくると
新車のように白くなったのでなんだかいい気分。
「ありがとうご主人!」とスクーピーの声が聞こえてくるようだ。
しかし実はこのフクピカがある種の死亡フラグであることをこの時スクーピーは知る由も無かった。
「ありがとうスクーピー。いやまだ普通に乗るけどね」
その後、太陽がまだ高い所にいたのでジブリのあの人のように庭に椅子を出して傍らにコーヒーを置いて読書をしました。
清涼院流水「コズミック」
これ凄いな。まだ先が長いけど広がった風呂敷をどうたたむのか実に楽しみ。
しかし人がノンヴェン・ダ・ラリと春の午後を満喫している中、明日に投票日を控えた市議会選挙活動がとてもうるさいのです。
新市議会の一回目だからみんな必死なんだよね。
こういう地方ってマジ地盤意識がありまくるから町内会とかで誰彼の演説会のお知らせとかが頻繁に回ってくるので少し辟易しています。
だって「誰」の演説会なんだか明記されていないのだもの。
誰だかわかんねぇよ!どうせ行かないけどさ。
まったく地盤に甘えすぎだ。
ぜ、絶対アンタになんか投票しないんだからっ!
 
いやぁそれにしても天気にはいいのに将来がまっくらだぜ。