NHK衛星第2市川崑作品「病院坂の首縊りの家」を観賞。
このGWで市川金田一の間3作を観れなかったのが残念です。
病院坂は面白かったです。
ほんと映像美。
演者の配置とカメラワークが抜群。
あとやっぱり役者がうまい。
奥行きのある、引き込む演技をしているのがすごい。今のドラマとかマジヤバスですよ。

ようつべに「犬神家の一族」の予告編があった!
スゲー!
(字幕フォントの使い方とかに庵野作品へ影響が感じられる)
映画の解説で山本監督と解説者の方が言っていた
「このシリーズに詰まっている『日本のDNA』」というのは
舞台である地方都市や日本古来の因習などの舞台装置だけでなく
カメラワークの一つ一つにしても、今の映画やむしろアニメなどで多用される構図が多く
ジャパニメーション的なものの源流の一つとなっているDNAもあるなと感じました。
瓦屋根から見下ろす路地のカメラワークはマジで凄い。
日本家屋を利用した右から左絵流れるようなカメラワークとか
テンポのいいアップの切り替えなんかは気付かず引き寄せられる演出。
建物や小物を手前に大きく映して、演者を隅や遠巻きで動かすといった
静の中に動を置く演出は日本特有のものじゃないかと思う。
えーと例えばかみちゅ!のOPとかそういうDNAをわかりやすく感じられて好き。

↑OP
あ、これって
大切なところをオブラートに伝える日本人の特性に繋がるところがあるかも。
おもしろいなぁ