「一年の計は元旦にあり」って言いますよね。
でもその元旦当日は、お天道様の下に出ることなくぐうたらしてたわけで
今日も同じくのんべんだらりと寝正月を過ごそうとしていたら
友達が「初詣行こうよ!」と誘ってくれたので、詣でてまいりました。
 
07年、冬コミを席巻したのはネギの申し子初音ミクでしたが、
全国のオタクたちの心に「初詣ならココだろ!」と強く憧れを抱かせたのは、そう
らき☆すたの「鷲宮神社」ですよね。
同県内だからといって、ミーハー丸出しでわざわざ出かけるなんて…
それに12月にあった商店街のイベントに参加したという内定同期の友達の話を聞くと
ちょっと「うわぁ…」って…
 
っていうか
わかりやすい前フリでなんなんですが、
(手前の石柱?が撤去されてました)
ええ、
行ってきちゃいました…
そりゃ自己正当化も必死ですよ…
 
境港の水木しげるロードとか新座の手塚プロとか、石巻石ノ森萬画館とか
国民的な人気マンガ・アニメの町興しは地元に大きな反対も無く?歓迎させているだろうけれど
ガチオタク作品で町興しをするという鷲宮の意気込みは本当にすごいと思います。
商工会で反対の意見もあっただろう中で、実行に踏み切れた判断はとても考えさせられます。
成功したのかどうかはよくわかんないけれど、
:“聖地”鷲宮神社の初もうで13万人の見込み “特需”で地元商店に活気毎日新聞
この記事を読む限り、増加でも4万人(見込み)も地元に呼び込むことが出来るってのは
閑古鳥の鳴く地方商店街にとってはまちがいなく大大大大成功ですよね。
なんとなく瀬戸内海に浮かぶ、
現代アートと古い町並みのコラボで町興しをしている直島を思い出しました。
あそこも新しいプロジェクトが完成したみたいで、今年も時間があればいってみたい場所です。
温故知新であったり、守るべきものは大切にしなければいけないけれど
新しいものを取り入れて「今」に、
いっちゃなんですが迎合することも生き残る道としては有効な手段なんですよね。
ホメオスタシストランジスタシス。この両方を持ちあわせているのが人間よ」
って赤木博士も呟いていましたし。
 
で、まあ神社についたのは11時くらいだったかな…
12月のイベントの色紙やらランティス社長から贈られた花やらがたくさん飾られていた茶屋で甘酒を飲んで
鳥居を少し入ったとろまで伸びていたお賽銭の列にならぶこと、すこし…
列にはちらほら、っていうかカメラ持っている人はたぶんみんなオタクだったのだろう。

賽銭箱の脇では、「福之神」と書かれた断幕の前に何人か巫女さんと恵比寿・大黒のお面を被った人が
「笑門来福」と書かれた武蔵國鷲宮神社のステッカーと「冨久福銭」を通る人に新年の挨拶と共に配っていました。
そいでおみくじは大吉。
ビッグラッキー。
幸先がいいけれど、なんとなくうさんくさいなぁwww
 
それでは以下、お決まりの絵馬。
コリアンで書かれている絵馬があったけど、何ぞコレwww

(ググったら日本の社会系同人サークル?でした)

(URL書いてるってことは出してもいいってことかな)

(うにょーん)


(これは参道脇にあるモニュメント)

やっぱり境内にアニメ絵馬がぶら下がっている光景は異様の一言です。
それでも神社のほうも、しっかりした絵馬書き所的なテントを用意していたし(昔からあるのかもしれないけど…)
そもそも絵馬にイラストを描いて奉納するのって、
昔の人も似たように自分たちのことを絵に書いて奉納してたりするから
あながち間違えではないのでは、なんて思います。
なんて自分がオタクだからそう思うんでしょう。
受け入れられる場がないと、ただ単にの気持ち悪い行為ですね…
わからない人にとっては、ええと
「キティちゃんがなんで地方でコスプレしてるんだよ」とか、
そこらへんから似たような感覚を拾えるような気がします。
 
そんなこんな一人色々考えつつも初詣は無事終了しました。
詣でた場所がオタク由来だなんて、
きっと今年一年もオタクな年になるということですねw
いいことがあるといいなぁ…