どうでもいい話ですが、
今から300年も先の未来が舞台のガンダム00において
今回失われてしまった千和の三肢の再生治療が施されていない点が不可解です。
衛星軌道高度まで自重と強風に耐えられるビルヂングを建築できる科学力があるのに
遺伝子とかを駆使した人体の再生技術が発展していないわけないでしょうにね。
まぁ演出上沙慈と千和の二人が「大きな流れに巻き込まれる無力な一般市民」であり続けなければいけない限り
そういう救いはないのかもしれませんね。
…しかしその後、
沙慈は深い悲しみと強い憤りからユニオンの志願兵となり、
ソレスタルビーイングとの戦いに身を置くことになるのでした…
そして幾度目かの戦場で刹那と邂逅するのです…
「なんで君が!?」
それなんて種&種死
 
ガンダム00の群集劇はなんとなく
昔に見た「ディープ・インパクト」という映画を彷彿とさせます。
そうです、イチローが地球を滅ぼすあれです。

●地球に衝突する隕石を偶然発見した高校生
 ●大勢に対してなにもできない無力な一般市民
  ●そのまんま沙慈とか
○隕石衝突の真実を追い求めたTVキャスター
 ○真実を追い求める者
  ○沙慈のお姉ちゃん
▼衝突を阻止すべく宇宙に向かう宇宙飛行士たち
 ▼体制を変えようとする者
  ▼ガンダムマイスター
▲地球を滅ぼすもの
 ▲巨大隕石
  ▲戦争行為、あるいは軍事従事者

という具合です。
同年に同じ隕石衝突モノの、皆さんご存知「アルマゲドン」が公開されて
アメリカ人は同じネタでも気にしないのか??
とひどく疑問に思いました。
アルマゲドンは、かの「どうでしょう班」が2回続けて観て2度号泣した名作ですが、
僕は見たことありませんです。
だって先にディープインパクトを劇場で観てしまったもので、同じネタを続けて観たくなかったのです。
ディープインパクトはとても面白かったと記憶しています。
パニックで暴動を起こす一般大衆とか、
それに関する政治とか、
各宇宙飛行士のドラマとか、登場人物がみんな等身大でリアルに感じたのを憶えています。
(しかし、科学的にいったら隕石の速度が異常に遅かったり、そういったほころびはいろいろあるみたいですね)
たしか音楽も綺麗だったような…

 
で、話しは戻って
今回やっと刹那の行動にちょっと胸がすく思いでしたけど、
結局あれは彼のガンダムに対するエゴでしかないから一般大衆と動機は違うんですよねぇ…
ほんと取り付く島がセルゲイ中佐しかないです。
がんばれちゅうさ!
まけるなしょうい!