まったく話は変わりますが、今日の日記タイトルの「なんたら告知」でふと思い出したのですが、
フィレンツェ旅行中、サン・マルコ美術館にある誰かの書いた「受胎告知」(超有名なやつ)を友達が「見たいな〜」といっていたのをふと思い出しました。
イタリアに世界史の事前知識を、日本史の何十分の一くらいしかもって行かなかった僕は美術品に対してあまり興味が無く、ほとんど町並みを楽しみに旅行していて、
僕と逆に世界史の事前知識を豊富に持っていた同行した友達のおかげでいろいろと「超有名な見るべきもの」をたくさん見ることができて本当によかったなぁと思います。
フィレンツェ、サンマルコ美術館は中心から少し離れたところにあって、ミケランジェロダビデ像で有名なアカデミア美術館をちょっと奥に行ったあたりになるのですが
たしか開館時間が15時くらいまでだったかな〜
昼過ぎくらいにしまってしまう感じで、ツアーでもなんでもなく、ガイドもいない旅行で、地図をみながら適当に街を散策していた僕たちはえらく迷ってしまいまして
サンマルコ美術館に着いたときには既に閉館してしまっていて、友達がえらく落胆していたような気がします。
そのあと、すぐ近くがアカデミアであることを知り(ほんと適当に歩いてました)ダビデ像があるということを知り、1時間くらい並んだかな?それでダビデ像を見ました。
スゲー大きかったです。それでいて超繊細に彫刻されていました。
筋肉の躍動感、これといってそこまで勢いのある構図ではないのに、ゆったりとした腕の筋肉や、うっすら見える血管までもが再現されていて、ルネサンスの天才の成す業に感激したのを覚えています。
アカデミア美術館が所蔵する、僕のような一般人も知っているような美術品はダビデ像だけですが、ツアーが回るような仕組まれた旅行をしていない僕たちはそれ以外の美術品もほとんど見ることができました。
なかでも、たしかアカデミアだったとおもうのですが、ダビデ像に向かって左側の通路の突き当たりにある部屋、アカデミアの学生たちがスケッチや模倣するために使用したと思われる石膏像や彫刻がたくさん展示されているところがあるのですが、
そのギャラリーにおいてあったひとつの天使像に心を奪われました。
作者の名前も作品タイトルも無く、ただ普通に置いてあった像なのに、超胸がときめいてしまいましたw
テラ萌えスwwwww
(*´ω`*)
胸の前で手を組んで、少し上目遣いで正面を見ている、12歳くらいの少女の天使。
うわ〜〜〜〜
(*´ω`*)
ほんと、持って帰りたくなるくらいに目を奪われましたww
そして何より、そんな作品がポツンと名前も無く置いてあるという事実が、素敵でたまりませんでした。
ゆっくり街を歩いたり、ゆっくり美術館を見て周れる、
仕組まれたプランでセカセカまわるツアーでは味わえないものだと思います。
多少金額が張ったにしろ、とてもいい旅行だったな〜と思えます。
あれが2ヶ月前が〜
ちゃんと日記にしたためておけばよかったのだろうか