TRICK劇場版2

地元に帰ってきて
そのまま本日公開の「TRICK 劇場版2」を鑑賞。
 
ただいま眠たいのでそれほど感想を書けないのですが
 
「68点」
 
くらいな感じです。
 
なんつーか、やっぱりトリックはネタをやり尽くしちゃったから
もう以前の作品を模倣する以外に他にやれることがないですね。
気の利いた小ネタももちろんたくさんありまして、
上田の「ケンシロウ」、山田の「貞子」
などには爆笑しました。
 
隣にいた女子高生たちは、
僕と違うところで笑ったりしていて
ちょっち
「えええ〜」
って感じでしたが、
もしかしてこれは世代の差なのかな?
でも、
トリックは会話のおかしさとかはいちいち笑わずに流して、
マニアックな小ネタにこそ笑う
という笑い方が、コアなファンなのかなぁと思います。
一回一回笑う彼女らは、きっと昔を知らないのだろう。
上田教授の部屋においてある小道具とかね、よかった。
 
この映画、
というか、
シリーズ3あたりからファーストシリーズの自己模倣にしか過ぎないような気がするのですが…
こんかいなぞ、
完璧に「母之泉」+「ミラクル三井」でした。
やっぱり1シリーズは物語がしっかりしてたな〜
 
今回、矢部警部補の活躍はまったくなかったし、
というよりむしろ出ている意味すら感じなかった…
なんで?
生瀬さんのスケジュールがおさえられなかったのかな?
 
最初っから最後までB-(マイナス)級コメディ映画の雰囲気丸出しで、
「これがトリック」と言う感じは出ていてよかったと思います。
いい意味で「お約束」、手厳しく言えば「マンネリ」「自己劣化模倣」
設定は長野県なのにやたら背の低い樹木とか、ロケ地…
 
前回の映画も見終わった後はため息の出そうなこんな感じだったけれど、
後々ゆっくり見ると結構面白く感じたので
もしかしたら
DVD発売されてからもう一度見るとしっかり面白いのかもしれない。
 
ファーストシリーズを見なおそぉ〜