リクルトカト

午後は髪を切りに行って、バッサリ刈られてまいりました。
いかにもリクルートスーツの一団にいそうな感じになってしまって、ちょっとげんなり…
でも久しぶりにこんなに短くしたなぁ
 
そういえば昨日の午後、
BSで「恋愛寫眞」をやっていて、
年末に見逃していたのが悔しかったので、ついついコタツで観てしまいました。
堤監督作品。
ですが、僕は好きにはなれませんでした。
結構評価されているみたいですが、
確かに一枚画としての画面はめちゃくちゃ綺麗で、挿入される写真も綺麗なのですが、
堤監督作品のポイントで入れる「小さな笑い」みたいのが今回僕には合わなくて、
恋愛ものなのかコメディものなのか、ミステリィなのかアクションなのか、
どれにも分類しづらい中途半端な印象を持ちました。
3年前に別れた彼女を追いかける彼氏は、だんだん彼女しか見なくなって
「僕は、頑なに心を閉ざした。」という新海誠作品の主人公的に見え、
結果的に僕の中で、
「これ、実写版セカイ系映画か」
と、分類されました。
シーンを構成する綺麗な一枚画も新海誠に通じるものがあるし、
存在しない彼女ばかりを追い求める主人公もマジでノボルくんチックに思えました。
この「恋愛寫眞」のスピンオフ?である小説を市川拓司さんが書いているのですが、
BSアニメ夜話で「ほしのこえ」が取り上げられた時、ゲストで市川さんが登場しているのも
作品の繋がりを暗示しているようで、面白いです。
 
松田龍平の英語発音が最後までなじめず、つかへたくそすぎ。
劇中で上達したって会話があったのに、ずっとカタカナ英語なんだもん。
「イト ワズ 〜〜」とか…
演出にも気になるところがたくさんあったので
(遺体の保存期間や銃撃に動じない主人公、スタンガンが効かない主人公、最終的に彼女の作品をのっとる主人公等)
後味も悪くて、観始めてから観終わるまでずっと好きになれませんでした…残念。
でも、広末は、ゲキかわいかった。
写真も撮りたくなったけれど、こういう男にはなりたくないなと思った作品でした。
 
でも関連作品は評価高そうなので、チェックしてみたいです。
小説版とか、買ったのに積んであるから、マジ持ち腐れ。