こういう、
前面に対照的に大きさを見せるものを置いて
奥に人物を動かすと言う構図が大好きです。
浮世絵、それ以前の絵巻物からみることができる
レイヤーを意識した遠近感の作り方がとても日本的なものであるなと
つくづく思います。
(講義で言っていたのだ!)

 
エヴァでいったら、
エヴァの大きさを表現するために零号機の隣に標識を隣に置いたり
初号機の一歩目で電話ボックスのガラスにヒビが入るなんて演出も
こういうにおいを感じます。
ガイナ作品はやっぱり多いかな?
手前にアンビリカルケーブルやらヘリのしっぽが落ちてきたり、
フリクリでもいっちばん最初の戦闘でドカーンといった後にワイヤーが降ってきたりする演出が
遠近感を映像的に、かつ体感できるような感じで大好きです。
 
あと、らき☆すたの演出で時々みれる
行動の「動き」の部分だけが瞬間的にアップになる演出、
コンテとかだれ?荒谷朋恵さん?も
なんか市川崑作品で遺伝子的なものを見た気がする。
 
古いものでもなんでもかんでも
地層とか繋がりを意識して干渉できるようになるとおもしろいかも。
色々見るのはいい経験だにゃぁ