うわ〜い
今日も市川崑監督の追悼特番があるぞえ〜
(って追悼特番にこの喜び方は不謹慎なんだろうか…)
ええと、
TBSが「犬神家の一族(リメイク)」で
BS2は「細雪」ね。


っ 
っちぇりおっ!!
両方とも夜9時からじゃねえか!?
追悼特番を被らせるなよちくしょう!!
ううう…
犬神家は76年のほうを観たから泣く泣く切りましょうか…
ああ、リメイク版もみたかったなぁ…
 
というわけでBS2で「細雪」をば観ることにしました。
すごくきれいな映画ですね、
少しだけ開いた障子から見える雨に打たれる桜とか、四季折々にあわせた色とりどりの着物とか
日本てきれいなんだなぁとため息が出ました。
物語は、谷崎潤一郎を読んだ事がないのでごめんなさい。
ああ「昭和の女」なんだなぁって感じでした。
「犬神家」のほうでもそうだったけれど、
市川監督って女性の物語の撮り方がものすごくうまいですね。
役者さんが素晴らしいってのはもちろんですけど、
場面場面の空気がひしひし伝わってきます。
(ってこれやっぱり役者さんの力?)
あとは部屋全体を一画面に収めての撮影と、アップの切り替えとか、
ふすまを使った構図の付け方とか勉強になります。
(いや、なんの勉強だって話ですが…)
それにしても石坂浩二がすごいなぁ…
あの間の作り方…
ビルマの竪琴でもすごい存在感だったし、金田一シリーズなら言わずもがなですよね。
こりゃあ「なんでも鑑定団」も見ないわけにはいきませんがななぁ…