おもいでさくら

非常に多くの日記に書けるネタを記憶の底に埋没し、記憶の彼方へ忘却してしまって
何日も前のことを思い出して、今日の日記に書かせていただきます。
 
あれはいつだったか…
僕が久しぶりに学校行って、久しぶりに友達(一般人)に会ったときのことです。
 
彼(一般人)は突然、財布から一枚のプラスチックのカードを取り出し、
僕に自慢げに見せびらかしてきました。
 
「すごいっしょコレ!」
 
それは銀行のカードのような、
恐らくはどこかの会員証で、
 
見覚えのある名称・・・・・・・・が書かれていました…
 
王立アフィリア魔法学院
 
 
あいたっ…
 
あいたたたっ……
 
………行ったのキミ?
 
(行ったことは無いけれど「アフィリア魔法学院」の名前だけで、何の店なのかも、どこにあるのかもわかってしまう僕ですが、
 ここは隠れオタクとして動揺するなどもってのほかで、
 既知のものであることすら悟られてはいけないために至って普通に反応しなければいけないのです)
 

「なにこれ?……魔法学院?」 (嘘臭い台詞)
 
友達
「そうそう、なんかねー、メイド喫茶ハリーポッターを足して2で割ったみたいなやつ?」
 
予想通りの返答で、それだけで店の雰囲気とかも伝わってきました。
(つーかキミ、メイド喫茶行ったことあるのか?)
 

「ちょwwwwなにそれwwww」
「どこにあるん?魔法学院は、」
 
とらのあな池袋店の目の前だということも知っています)
 
友達
「池袋の、サンシャ通りんとこにあるんだよ」
 

「へぇ〜」
(虎の前ってほうがわかりやすいよね)
 
「おもしろかった?」
 
友達
「いや〜ボッタクリボッタクリ! 高けぇ〜のたけぇ〜の」
「でも飲み物の名前が魔法っぽかったよ(笑)」
 

「なんじゃそりゃwww」
(そういうとこ、凝ってるよね。でも一般人にはどうなのだろう…)
(あとメイド喫茶は基本ボッタクリだと思う)
 
ここで会員カードの裏に名前が書いてあることに気づく。
 
「○○センパイ」 
 

「……なんすかコレは?」
 
友達
「俺のことだよ、なんか、学校だから『ご主人様』じゃなくて『センパイ』なんだってさ」
 

「wwwへぇ〜wwwwwww」
(そういうシステムですか…)
 
友達が一枚のメダルを取り出す。
 
「何それ?」
 
友達
「これを三枚集めると、店員さんが魔法を使ってくれるんだってさ」
 

「マジでっ!!!!」
(だんだんリアクションとるのがめんどくさくなってきている)
 
友達
「yosinoも今度行けよ!」
 

「一度くらい行っとくかな!」
(めんどいので絶対行かない)