一般人→「ビッグサイト」 オタク→「有明」と呼ぶ。

というわけでだらだらと、就職合同セミナーに行ってきました。
ちょっと眠かったのでまた上野で「終電ですよ〜」って車掌さんに起こされてしまいました。
まだ午前中なのに、スーツ着てなにやっているんだろう俺。
史上最大規模なのだそうで、東京駅から無料シャトルバスが出てるっつって、
移動に金がかかるから利用しない手はないと思い、
ヤン・ヨーステン微塵も思い出すこともなく八重州口を出たらこれはどこのシャッターサークルだっつう行列が…
アホかと。
つーか自分の認識が甘すぎたことを猛省……もっと普通のイベントだと思っていたら……
そっこうでJRに戻って移動。
ああ、むだがねだむだがねだ
 
有明についたらテンションがあがるのはなぜなのでしょう。
改札とか混雑してなくて、コミケの凄さをと思いつつ「東ホールに正面から入るなんて結構"通"だな」とか一人思いつつ通路を闊歩。
こんな俺、実にキモイ人。
「ひふみ」とか「しごろ」とかの呼称で会場を回っているやつはいないだろうなぁ、いや、結構いるんだろうがさ。
 
乗り換えに失敗したからセミナー一つ入れなかったけど、のらりくらりと一日を過ごしました。
入場自由の講演に暇つぶしで2講演2時間以上座ってたし、ただ聞いているでもかなりためになった。
(といっても1講演は一番聞きたかったイベントなんだけどね)
最後に直接第一志望人事トップに質問とかできたし、あっぱれあっぱれ。
あ、ブースで馬車道が来てたね!がんばれ熊谷企業!
 
帰りの電車で京極堂1冊目が解決編に入り、この勢いで一気に終わらせたいがため地元駅に到着後もベンチで読み続けついに読破。
面白かった。
登場人物のキャラクタがたっているのでライトなものしか読んでいない僕にも読みやすかった。
確かに友達の推薦どおり「ねっとり」している。彼は西尾維新をもっとグツグツにつめた感じ、って言ってたかな?
民族伝承とか妖怪ネタとかとっても造詣深く興味深いし、よし、2冊目を読もう。まだ買ってないけど。
しかし夢とか記憶とか脳とかを登場人物が作中で掘り下げていくとどうしても「ドグラ・マグラ」を彷彿としてしまうのがなんだか微妙。
この感情、うまく言語化できない。