朝っぱらに同居人と
「大琳派展行ってくるわ」
「なにそれ」
「リンパ腺を集めた展覧会…」
「なんという人体の不思議展…」
というアホなやり取りをして
上野東京国立博物館平成館に行ってきました。

やっぱりすごいっすねぇ〜
モチーフのデフォルメもすごいけれど、
僕が一番好きなのは視線誘導の素晴らしさ。
波のようにゆるやかに燕子花を並べたり、
力強く、あるいはしなやかに梅の枝を伸ばしたり、
完璧に構成されている空間って悔しいくらい卑怯ですよね…
この辺、浮世絵の空白の使い方と似てるのかな、
っていうか時代かぶってんのか?
あと、
酒井抱一の四季花鳥図巻の秋から冬にかけて、
不意に泣きそうになりました。
ツタの葉が枯れていく様、雪の積もる様
絵巻物だから表現できるんすかね。
モネの雪のやつも好きだけど、音もない雪は日本のほうがキレイな気がします。
そういえば
俵屋宗達×本阿弥光悦の色紙貼付桜山吹図屏風の
風景画にコマ割のように色紙で歌が貼り付けてあるのを見て
漫画のモノローグの源流なのかなって思いました。
尾形光琳の団扇もキャラクター商品みたいだったし。
 
文化や技術は、
それこそ100年ずつ時を越えて受け継がれた琳派のように波及伝播するからこそ
自・他文化に関わらず、色々なものを知見を広めるのはとっても大切な事ですね。
トルコ行きたいです、魔女のいるトルコに。
 

とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)宙のまにまに(5) (アフタヌーンKC)宙のまにまに(5) (アフタヌーンKC)

その後アキバでメイド喫茶に行ったり、ぶらり。
つかとらドラ!最新刊でてんじゃん、いつ出たんだこりゃ
 
アキバはともかく、
昨日の下北、今日のアメ横といい
街を歩いているとすっげー海外に行きたくなります。
なんとなくサクレクールのふもとあたりの雰囲気に似たような。
くりにゃんく〜る行きたいもの、次ぎあたりこそゆっくり